銀閣寺について

世界遺産にも認定されている京都の東山にある銀閣寺。金閣寺と並び京都で大変人気のある寺院ですが、実は銀閣寺という名前は通称であって正式名称ではないことをご存知でしょうか。正式な名称は『東山慈照寺』(ひがしやまじしょうじ)と言います。そして銀閣寺は実は同じく京都市にある相国寺(しょうこくじ)の境外塔頭の一つなのです。

銀閣寺は小さいながらも見どころがたくさんのお寺です。まず、金閣寺とよく比較される2階建ての家屋のような建物がありますが、こちらが観音殿です。あまりに有名な観音殿は本堂と間違われがちですが、銀閣寺の本堂ではありません。こちらは中には入れませんが、1階部分(初層部分)は住宅様式(心空殿)となっており、2階部分はなんと仏堂(潮音閣)となっています。

そしてその観音殿の前に広がる庭園。こちらは錦鏡池(きんきょうち)と呼ばれる池を中心にした回遊式庭園となっていて、こちらは創建当初とは姿を変え、京都の西芳寺(苔寺)の庭園を模して造られたとされています。

この庭園の中にさらに見どころがあります。それは銀沙灘(ぎんしゃだん)と向月台です。銀沙灘は白砂を波状に盛ったもので、月の光を反射させて銀閣寺を照らすために設けられたという説もありますが、詳しいことはまだ判明していないそうです。そしてこの銀沙灘の中に高く盛られた、まるでプリンの形のような白砂の台が向月台(こうげつだい)で、こちらの台は東山にのぼる月を眺めるために設けられたともいわれています。

そして、銀閣寺では東求堂(とうぐどう)も必見です!こちらは室町時代の貴重な遺構で、日本最古の書院造(しょいんづくり)という様式であることで有名です。こちらの東求堂の縁側から眺める銀閣寺の風景は最高!

他にも銀閣寺には銀閣寺垣などの見どころがあります。東山文化を象徴するお寺、銀閣寺。足利義政の時代の息吹を感じることができるかと思いますのでぜひ訪れてみてください。

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